タンケン blog

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子供の間の「死ね」

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こんにちは、ママときどき歯科医のタンケンです。

小3男子と小1女子の子供がいます。

 

先日、ドキッとしたことがありました。

 

 

小3男子「ママはさ、親に対して死ねって思ったことある?」

 

母「? どしたー? んー、あるといえばあるし、ないといえばないな」

 

小3男子「僕はある」

 

母「え?そうなの?いつ?親がダメとか怒ったりしたときはママも思ったことはあったなぁ。本気で死なれたら困っちゃうから本気じゃないんだけど、なんとなくそういう感じに思うのは理解できるよー」

 

小3男子「僕も、怒られたときとか、、、そう思っちゃったことあって、こうやっちゃってた(中指をたててるのを他の指で隠すような仕草)」

 

母「うわーーそんなことしてたのか!? そうだよね、怒られたりすると嫌な感情になるよね。それはわかる。でもね、ママも大人になって、子供ができて、はじめてわかったけれど、両親の言ってたことって『全て』ママのためだったんだよ。だから時には自分が悪者になってでも注意してたんだな、って今更だけどわかったよ」

 

小3男子「ふーん、そっか」

 

 

 

小3男子のクラスでは「死ね」という言葉の暴力がたまにあります。

私が小学校のときはあまり聞かなかった気がしますが、同い年の夫に言わせると

「俺らのときからあった。別に本気で思ってるわけでなく漫画とかのマネしてるだけだよ」。

 

本気で思ってるわけじゃないのはわかるけど、漫画のマネしてるだけならば言わなくて良くない?!

 

だって、死ね、なんて強い言葉じゃん、、、

言霊ってあるから、言わない方がいいでしょ。

簡単に使う言葉ではないと思います。

 

人との関わりがうすーくなってる時代だからこそ、言葉の重さがわからず簡単に使うんだと思う。

仮想か現実かの区別、みたいなものなのかな?

 

核家族化してて、コロナもあって、女性進出のあおりで保育園で長時間預かりも多く(家庭で過ごす時間も少なく、自分の自由にお友達と遊べない環境)、人との関わりは明らかに数十年前よりは減ったと思います。

小3男子のお友達も、「お母さんが家の中に入ると怒るから入れません」って私に言ってくる、、、(うちは気にしないよーと話しても、入れませんって)

私たちの時代なら、親は知らない子でもなんでも遊びに来て、家の中に7人くらいひしめきあってたり、「◯◯ちゃーーん、あーそーぼ!」の突然アポなし遊びに誘いに行く、もよくあった(笑)

なぜかピンポン押さずに、玄関先で大声だすアレ(笑)

 

中部地方の県に住んでいる実姉のところはまだまだ地域のなんちゃらが多いと言っていますが、東京で暮らす私は、明らかに激減。

 

塾や習い事で忙しくなったのもあり、お友達と遊ぶ時間があまり取れてない子供たちは、小3くらいで訪れるギャングエイジも訪れない?という話も出ています。

室内で1人でゲームをする子も増えたから、とも言われてます。一人っ子もわりと多いですしね。

 

人に揉まれながら、言葉の距離感をつかむ機会も減ってしまっている、ということでしょうか。

 

不必要な言葉で人を傷つける子にはなってほしくないので、家庭で根気強く話していくしかないのかなと思っています。

今のところ、小3男子も小1女子も素直に話してくれるので、私も聴く姿勢を大切にいきたいと思います。