こんにちは、ママときどき歯科医のタンケンです😄
小2と年長の子どもがいます。
「子どもの歯ブラシってどれを選べばいいのかわからない」
こんな風に思ったことはありませんか?
今日は歯科医の私が、我が家で実際に使っているオススメ歯磨きグッズを紹介したいと思います。
※あくまで個人的な感想です。
対象: 1歳〜6歳くらい
おもに乳歯の子ども用
早速ですが、歯について○✖️クイズです!
①人間は何回でも生え変わる。→答え
②生えたての歯は強いので、1時間おきにアメを食べても大事だ。→答え
③歯磨き粉を使って口が気持ち悪いので、たくさん口をゆすいだ。→答え
わかりましたか?
答えは全て✖️です!
①人間は、子どもの歯(乳歯)が大人の歯(永久歯)に生え変わる。
生え変わりは1回だけです。
自分の歯、大切にしたいですね!
※サメは何回でも生え変わります。
折れたり抜けたりしても何回でも、、、羨ましいです。
②生えたての歯は酸にとても弱く、虫歯になりやすいです。
生えてから2年くらいかけて、表面のエナメル質が硬く固まってきます。
食べ物を食べると、口の中が酸性になります。
虫歯菌が酸を出してる状態なので、歯が溶けやすくなります。
唾液が酸を洗い流して、口の中を中性にしてくれるのです。
しかし、1時間おきにアメを食べてしまうと口の中が酸性から中性に戻ったかと思ったらまた酸性になってしまうので、歯が溶けやすい環境が続いてしまいます。
これが、「時間を決めておやつを食べる」ことが推奨されている理由です。
③フッ素という言葉を知っている方も多いと思います。
フッ素は歯の表面のエナメル質に取り込まれて歯を強くしてくれる効果があります。
しかし、ある程度の時間、歯の表面にくっついていないと歯に取り込まれません。
せっかくフッ素入りの歯磨き粉を使っても、たくさん口の中をゆすいでしまってはフッ素が歯の表面にとどまりません。
フッ素入りの歯磨き粉を使ったときは、歯を磨き終わったら、最後に1回軽くゆすぐ程度にした方が良いでしょう。水の量は大さじ1杯で十分です。
【歯科医である私のオススメ】
まずは歯ブラシに慣らすことから。
ガジガジかんでしまうのは当たり前です。
なので、本人磨き用(開きまくってタワシみたいになっててもOK)と仕上げ磨き用の2本用意しましょう。
仕上げ磨きは10歳くらいまでは必要です。
私が使っている仕上げ磨き用歯ブラシはこのタフト17。
ヘッドが小さくて、小さい乳歯も磨きやすいです。
硬さはM。
歯肉炎になっていて血が出る場合はSを使うこともありますが基本はMで良いと思います。
※SやMは毛の硬さを表していますが、買う時に注意です
こちら、毛がしっかりしているので、きれいに洗って乾かして3ヶ月くらいで交換しています。
※類似製品でマミー17という製品もあります。
タフトとの違いは、柄の長さが1センチほど長く少し細いところです。タフトは子どもが磨くように握る部分が少し太めですが、マミーは細いので握りにくいかもしれません。
仕上げにも本人磨きにも使いたい場合はタフト17を1種類持っていればOKと思います。
本人磨きは子どもがテンション上がるものでいいと思います。
すぐにガジガジになるので、私は3ヶ月くらいで交換にしています。(下の写真は3か月目、広がりがハンパないです!そろそろ変えます)
子どもの歯科医院受診で、歯ブラシをもらうタイミングがあれば本人磨き用にしてます。
また、仕上げ磨き用を新しくするときに、古い仕上げ磨き用を本人磨き用におろす時もあります。
本人磨きでは、歯ブラシを口に入れることに慣れてもらうのが主な目的です。
年齢が上がるたびに少しずつ磨けるようになればいいと思っています。
⬇️ 歯科医の私が自分の子どもに使っている歯ブラシはこれです
色のバリエーションもあるので、兄弟がいても色分けできます。
自分磨き用で使用していたのはこれです ⬇️
まとめ買いをして、普段使い・旅行などにも使ってます。
子どもたちも「これがいい!」とテンション上がります💛
こどものハミガキ粉と子どものデンタルフロスの記事も書いているので、よかったら参考にしてください。
この記事がお役に立てばうれしいです。
lived-happily-ever-after.hatenablog.com