タンケン blog

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韓国語の敬語、使い分け

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こんにちは、ママときどき歯科医のタンケンです。

韓国語と英語の勉強中です😊

 

今回は韓国語の敬語(尊敬語)について知り得たことを書きたいと思います。

以下の本からまとめました。2003年に出版された本ですが面白いです。興味があれば読んでみてください😄

 

⬇️NHKハングル講座を監修したこともある著者

 

超初級「ハングル入門」の入門―日本語と比べながらマスターしよう (PHP文庫)

超初級「ハングル入門」の入門―日本語と比べながらマスターしよう (PHP文庫)

 

 

 

韓国語の敬語はとても重要な存在です。儒教の影響により長幼の序をとても重んじる韓国では、言葉遣いには細心の注意を払わなければなりません。

ケンカになります。「あんた生意気ね!私の方が年上なんだから敬語使いなさいよ!!」というシーン、ドラマでもよくあります。

 

敬語を使う対象→自分より年上。年齢が基準。会社や軍隊では、上司や階級が上の人。(同じ階級なら古参)

 

なので、幼児でもない限り、家族であろうと年長者には必ず敬語です。

父親はもちろん、母親、祖父母、さらに兄や姉にもです。

職場でも、上司に対しては敬語は欠かせません。たとえその場にいない上司のことも敬語で話します。

※会社や軍隊では、同じ階級なら1日でも早く入隊した方が古参であり、敬語を使って話す対象になります。入隊した時期によって、会社や学校での関係が年齢のそれと変わってしまう場合もあるそう。

昔、韓国の男性と話す機会があって、なるべく早い段階で軍に行くんだと言っていたのを思い出しました。仲良くできる友達がいないと軍の生活はツライからって。(お風呂事情としては、1ヶ月間目にようやくシャワー10秒浴びられるって話でした)

 

 

日本語の敬語との違い。

身内を低くする日本に対して、韓国はそのまま。

例えば、日本では、対外的に会社の社長を呼び捨てにします。

しかし、韓国では、社長は社長様、となるわけです。

 

日本語            

父がこう申しました  

 ⬇️

韓国語

お父様がこうおっしゃいました

 

日本語

社長から説明させていただきます

⬇️

社長様がご説明なさいます

 

相手と自分の関係の中で敬語を使うのではなく、敬語を使う相手に対しては常に敬語を使います。

わかりやすいといえば、わかりやすいですよね😄