タンケン blog

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歯科医が虫歯になったら、どこにいくの?

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こんにちは、ママときどき歯科医のタンケンです。

歯科医である私が、ママ友さんによく聞かれる質問です。

 

『歯医者さんてさ、自分が虫歯になった場合、とうしてるの?』

 

→答えはね、信頼してる先輩のところだよ〜!

 

たまたま、自宅からそう遠くないところに腕が良いことを知っている先輩が開業しているので、私はそこに通っています。イェイ。

 

 

歯科医といえど、虫歯になります。

とくに、昔、削って治療した歯がある場合、再度虫歯になることは多いです。

私の両親は歯科医ではないため、とくに歯に関して厳しい食生活を強いられていた訳ではありません。

一方、おじさんが歯科医で、その子供であるイトコは、家族で集まってもジュースすら飲ませてもらえませんでした。

 

歯科大学の同級生に聞いても、親が歯科医の家の子供は食生活の指針が厳しかった話をしている人が多かったように思います。

でも、大人になっても虫歯ゼロだったりしてすごいなぁと思います。

 

虫歯ゼロの人は口腔内に虫歯菌が少ないと思いますが、治療したことのある人はそうでもありません。

歯質は持って生まれたものであったり、フッカ物応用(フッ素入り歯磨き粉やフッ化物洗口)によって強くしたり。

唾液の性状や口腔内細菌の種類や量は、食べているものによって小さい頃に定着するものだったりします。(砂糖が歯に悪いと言われる理由)

 

私も、中学生くらいまで健診でひっかかっては歯医者さんに通ってました。

上下左右の奥歯はほとんど治療してあります(泣)

 

最近は、数年に一回怪しい歯があって、歯医者さんに通っています。

それ、すべて今まで虫歯になって治療した歯です(泣)

 

だから、まだ虫歯になったことのない人は、虫歯にならないように努めてもらいたいです。

どんなに綺麗な詰め物をしても、削って詰めてるんです。

境目が存在します。

その境目から虫歯になります。

虫歯菌は入っていきます。

境目を接着するセメントも昔よりは良い材料になってはいるものの、セメントも永久ではありません。

溶けます、、、。

 

天然の歯は境目が存在しません。

天然の歯に勝るものはありません。

 

すでに治療した歯がある人はこれ以上、治療した歯を増やさないように歯ブラシしましょう。

 

歯ブラシしている=磨けている、ではないことにも注意です。

 

大人になっても、たまに染色液で磨けているかを確認してもいいと思います。

私もたまに子供と一緒にやりますよ。

 

磨き方が難しければ歯科医院へ相談してください。

また、たまにチェックの意味も込めて、歯科健診いきましょう!

専用の機械を使ってしかできない歯石取りもできますよ!